気逆いの長い体調不良を抜けると月末であった。
ということで体調がおぼつかない中の〆切と期末で目が回り、気がつけば４月も６日になっていた。
『水木しげる漫画大全集』は目が回っている間は進まず、通巻018を読み終わり、019に入った。
さて、毎月恒例の「『ダイの大冒険』を読む日々」、今月は少し趣向を変えて……。
総額表示義務化後の書籍の価格表示がどうなっているのかと思い、最近買った本を見てみることにした。
まずは発行日4月7日の『ダイの大冒険 16巻』（集英社）は、「定価825円（10%税込）」の下に、「本体750円」を併記し、本体価格が四角で囲われている。ちなみに前回3月9日発行の15巻は「定価 本体700円＋税」の表記（四角で囲いあり）。……写真1枚目
次に発行日4月1日の『オレたちのプロ野球ニュース』（新潮文庫）。こちらはカバーには「定価：本体710円（税別）」の表示のみ。しかしスリップの「ボウズ」の部分（半円で飛び出ているところ）に「定価781円 10%税込」の記載があった。……写真2枚目左
発行日3月17日の『今日のさんぽんた 2巻』（小学館）は「定価650円（10%税込）」と「本体591円」の併記で、『ダイの大冒険』と同じ。なお『ダイの大冒険』と『今日のさんぽんた』はスリップなし。……写真2枚目右
発行日2月26日（ただし一ヶ月ほど発売が延期され実際に店頭に出たのは3月末）の『つげ義春大全 別巻三』（講談社）は、カバーに「定価：本体2800円（税別）」の表示で、スリップにも税込価格はなし。……写真3枚目
手元にある最近の本がこのくらいなのでこのくらいしか書けませんが、このような具合でした。わりにこういう本の中身とは関係のない場所を見るのが好きではあるのですが、今回の観察が心浮くことかというと、うーん。
